第1回 中世文学会賞受賞者の決定について

平成30年度より、若手研究者の優れた業績を顕彰し、今後の研究活動を奨励することを目的として、「中世文学会賞」が設けられました。授賞対象論文は、当該年度に発行された『中世文学』所収のものとなります。
この度、『中世文学』第63号を対象に、次の受賞者が決定いたしました。秋季大会初日(10月13日)、公開講演会終了後に授与式を行います。

◆受賞者 田口暢之氏(鶴見大学専任講師)
◆研究業績「二十八品歌の詠法─本歌取り作を中心に─」

平成30年度中世文学会秋季大会

会場 秋田市文化会館
〒010‐0951 秋田市山王7丁目3―1
https://www.city.akita.lg.jp/kurashi/rekishi-bunka/1002681/index.html

第一日 10月13日(土)受付開始13:00 会場 秋田市文化会館五階 大会議室

開会の挨拶(14:00~14:10)              秋田大学学長 山本文雄氏

公開講演会(14:15~17:00)

  • 東アジア文化圏の中世文学
  •             立教大学名誉教授・中国人民大学高端外国専家 小峯和明氏

  • 中世前期、出羽に進出した京・鎌倉の武士たち
  •     京都女子大学名誉教授 京都女子大学宗教・文化研究所客員研究員 野口実氏

    第一回 中世文学会賞授与式(17:05~17:20)

    懇親会(18:00~20:00) 会場 秋田ビューホテル 12階「ジュリアン」

    第二日 10月14日(日)受付開始9:00 会場 秋田市文化会館五階 大会議室

    研究発表会〈午前の部〉(9:30~12:00)  ※発表要旨はこちら→PDF

    1. 樵夫は詠者になり得るか―『宇治拾遺物語』第一四七話の詠者をめぐって―
         二松学舎大学大学院生 鈴木和大氏
    2. 早稲田大学図書館蔵『いさよひの日記聞書』考―近世の『十六夜日記』受容の様相―
         早稲田大学大学院生 幾浦裕之氏
    3. 神楽歌の秘曲「宮人」をめぐって
         新潟大学 中本真人氏

    昼食・休憩(12:00~13:00)

    研究発表会〈午後の部〉(13:00~14:30) ※発表要旨はこちら→PDF

    1. 「囚人(めしうど)能」の変遷
         法政大学兼任所員 深澤希望氏
    2. 紹巴の源氏物語研究―三条西公条説の継承をめぐって―
         中京大学 小髙道子氏

    閉会の挨拶  日本女子大学 石井倫子氏

      注意:秋季大会案内状に同封の参加申込書には14日に「総会」とありますが、秋季大会後の総会はございません。訂正してお詫び申し上げます。